作者  「ではでは、早速スポーツテストをしましょう!」

皆   「おおー!」

クモマ 「って、スポーツテストってどんなことするんだい?」

ブチョウ「鼻息を競い合うのよ」

チョコ 「ええ?!マジで?!」

ソング 「んなはずねえだろ!ってかお前鼻息ネタ好きだな?!」

サコツ 「実はよ俺、鼻息には自信あるんだぜ!これのおかげで俺は今まで生きていけたんだ!」

ソング 「それに生きる希望をもらうなよ?!」

作者  「それでは、そろそろスポーツテストを始めよ〜!みんな、こっちの広いところに来て〜」

皆   「おお〜」


スポーツテスト @50M走


6コースあるグラウンドのトラック。
コースごとにメンバー一人一人が並ばされている。

そんなメンバーから50M離れたところに作者が立っていた。


クモマ 「え、走るの…。僕走るのは苦手なんだよなぁ…」

トーフ 「そういうときは転がればええんや。転がれば」

チョコ 「それはちょっとマヌケだよ〜」

サコツ 「よし!ソングには、ぜってー負けねえからな!」

ソング 「何勝手にライバル心燃やしてるんだよ」

ブチョウ「マグニチュード7ってとこかしら」

ソング 「それは地震の規模の尺度だろが?!」

作者  「ほら、皆準備運動ぐらいしなよ〜!肩吹っ飛ぶよ〜」

チョコ 「肩が吹っ飛ぶって…作者があるまいし〜!」

作者  「………すみません…(泣き崩れ」

ブチョウ「しょうがないわね。皆準備体操するわよ」

クモマ 「待って!なんかブチョウの体操可笑しいよ!」

サコツ 「何か体から光が放ってるぜ」

チョコ 「うわぁ…綺麗〜…」

トーフ 「こん光はワイらに生きがいをあたえてくれるな」

ソング 「そんなのに生きがい感じるなよ?!」

作者  「おーい!では早速50M計るよー!」


さあ、気を取り直して、計るよー。


作者  「位置について、よーい、ドーン!!」



クモマ+++8秒4
トーフ+++7秒0
チョコ+++5秒5
サコツ+++6秒3
ソング+++6秒3
ブチョウ++瞬間移動


トーフ 「何や。チョコがこん中で一番足速かったんか?」

チョコ 「よく馬とおいかけっこしていたからね〜」

ソング 「そりゃ足が速くなるな」

クモマ 「……みんな、足速いんだね……。ってかブチョウ瞬間移動したの?!!」




スポーツテスト A立ち幅跳び


作者  「この線からこの砂場に向けて思い切り飛び込んでね!まあ、2M飛べたら大丈夫でしょうね〜」


クモマ+++1.6M
トーフ+++1.2M
チョコ+++1.7M
サコツ+++2.4M
ソング+++2.2M
ブチョウ++50M


クモマ 「くそぅ…この足の所為で…っ!」

トーフ 「ほら、ワイ背が低いからここまでしか飛べへんのや」

ソング 「って、50Mって記録はありえねえだろ!!!」

ブチョウ「鼻息の力ね」


スポーツテスト Bハンドボール投げ


作者  「この範囲にボールを投げてね」

クモマ 「あ、うん。…ボール投げるのとか久々だからちゃんと飛ぶかな…」


そしてクモマは思い切りボールを投げた。
しかしボールは大きく軌道をそらして、ソングにぶつかった。


ソング 「いで?!」

クモマ 「あ、ゴメンね、ソング…」

ソング 「てめえコントロール悪すぎだろ?!」

トーフ 「あんたがそんなとこおるのが悪いんやろ?ボール投げる人の後ろに並んでれば当たらへんで」


トーフに注意を受け、ソングはボールを投げるブチョウの後ろに並んだ、が
ブチョウの投げたボールは綺麗な円を描き、見事後ろのソングにぶつかった。


ソング 「何故だ?!」

ブチョウ「あいたこりゃ。タニシの食べすぎかしら」

ソング 「そういう問題なのか?!ってかタニシは食べ物じゃなくて生き物だ!!…って、痛っ!!」


再びボールがソングの頭にぶつかった。サコツがケラケラと笑いながら


サコツ 「わりいわりい。出来心で」

ソング 「わざとか!こいつ!!」



クモマ+++ソングが邪魔で計れなかった
トーフ+++5M(ボールが大きすぎてうまく飛ばせられなかった
チョコ+++15M
サコツ+++ソングが邪魔で計れなかった
ソング+++頭にボールがぶつかりすぎたため棄権
ブチョウ++ソングが邪魔で計れなかった


ソング 「俺の所為か?俺の所為なのか?くそ!!」


スポーツテスト C上体起こし


作者  「よし、みんな腹筋だ!30秒の間に何回できるか、よーい始め!!」


クモマ+++25回
トーフ+++30回
チョコ+++20回
サコツ+++33回
ソング+++28回
ブチョウ++200リットル


クモマ 「200リットル??!!」


スポーツテスト D長座体前屈


作者  「背中、尻を壁にぺったりつけた状態でこのダンボールを前屈しながら押してね」

サコツ 「マジでかよ?!俺って体硬いからこれってめっちゃ不利だぜ!」

ブチョウ「これはたぬ〜が一番有利ね」

クモマ 「え?何で?」

ブチョウ「胴が長い分ダンボールを遠くまで押せるじゃないの」

クモマ 「…………うん、そうだね…」

作者  「それでは、はじめ!…ってサコツ体硬いな?!!ピクリとも動いてないじゃん!」

チョコ 「うわ!ソング体柔らかいのね!くにゅ〜って曲がってる!」

ソング 「その表現の仕方はやめてくれ…」

トーフ 「と、届かん…届かん…!」

クモマ 「トーフは体が小さすぎて全体的にこのテストは不利だよね…」

ブチョウ「ほら、たぬ〜いい結果出てるじゃないの」

クモマ 「…うん、まぁ…胴の分がね…」

サコツ 「うお!ブチョウも何かすげーぜ?!」

ブチョウ「あら、体が絡まったわ」

作者  「前屈で体が絡まるって一体どんなことを……(ブチョウを見る)こりゃすげー!!!」



クモマ+++58cm
トーフ+++測定不能
チョコ+++45cm
サコツ+++ 5cm
ソング+++54cm
ブチョウ++測定不能


スポーツテスト D握力


作者  「この器具を使って握力を計ります。ここをギュっと強く握ってね〜」

クモマ 「とう!(ボカン」

チョコ 「わ!クモマの器具が壊れた?!」

作者  「あぁ〜やっぱりクモマは壊したか〜。予想はしてたんだよね〜」

トーフ 「作者〜。ここの幅がありすぎて届かんで」

作者  「こんなもみじ型の手してるから届かないのよ〜。って、ちっちゃいなーこの手。ぷにぷにしてる〜」

トーフ 「こ、コラ!触るんやない?!」

作者  「ほれ、小さいサイズ持ってきたからこれで計ってみて」

トーフ 「おおきに〜」


クモマ+++測定不可能(器具を壊せる力あり
トーフ+++37s
チョコ+++28s
サコツ+++39kg
ソング+++25kg
ブチョウ++そよかぜ


チョコ 「あれ、ソングって私より力ないの?」

サコツ 「ソングってよ〜力全然ないもんな〜。でもその結果はあんまりだぜ?」

ソング 「これは何かの間違いだ…まさかこんなに力がないなんて…っ」

トーフ 「女のチョコより低いのはあかんやろ〜」

ブチョウ「さすがラブ男。恋に埋もれるだけで力とか全くないのね。さすが凡」

ソング 「………」

クモマ 「トーフは意外に力あるんだね」

トーフ 「ワイは糸使ってるんやで。握力は重要や」

クモマ 「なるほど…」

作者  「そよかぜって記録は可笑しいだろ!!」


皆がなかなかそこにツッコミを入れないために、思わず作者自らツッコミを入れてしまったのであった。



スポーツテスト E反復横とび


作者  「ちゃんとこの線を越えるか踏むかしないとカウントされないからね!」

サコツ 「オッケーオッケー」

作者  「あ、そうそう。トーフは普通サイズじゃ届かないから、線の幅が短い方を使ってね」

トーフ 「おお、すまんな。おおきに」

作者  「クモマもこっちを使ってもいいよ」

クモマ 「そんな!僕だってこっちの普通サイズで出来るから!」

サコツ 「ほれ、次はクモマの番だぜ!」

クモマ 「僕だってそこまで足が短くないよ!今その証拠を見せてあげる!!」



クモマ+++3回
トーフ+++50回
チョコ+++43回
サコツ+++48回
ソング+++47回
ブチョウ++今日もいいお天気でした。


クモマ 「ええええ?!3回??」

サコツ 「だってよー、クモマ線に足が届いてなかったぜ?」

チョコ 「やっぱりトーフちゃんと同じコース選べばよかったのに〜」

クモマ 「そんな………」

トーフ 「ま、気落とすんじゃないで、クモマ」

ソング 「って、何であいつのは日記風味の記録が出てるんだ?!!」






+ + +


作者  「はい、以上でスポーツテスト終わりです!」

クモマ 「やっと終わったね」

トーフ 「なかなかおもろかったな」

サコツ 「いい汗かいたぜ!」

チョコ 「やっぱり運動っていいよね〜」

ブチョウ「何か商品は出るのかしら?アフロとか」

ソング 「何期待してるんだ?!ってかアフロ狙いかよ!!」

作者  「まあ、この結果を見てみると、クモマは握力意外は低いですね」

クモマ 「…運動は苦手で…」

作者  「そんでトーフにはこのテストは不利みたいだったね」

トーフ 「何やねん。ワイだって頑張ったんやで!」

作者  「チョコは女の子にしては高い結果出てたねー。特に走力が」

チョコ 「まーねー!動物たちと遊んでいたら自然に力がつくんだよ〜」

作者  「サコツは平均的にいい結果出てたねー!前屈以外は」

サコツ 「体が硬いのだけが欠点だぜ」

作者  「そしてソングはソングで力が全くなし、か」

ソング 「何だ、その言い方。他のは平均じゃねえか」

ブチョウ「さすが凡ね。平均がお似合いだわ」

ソング 「………」

作者  「そしてブチョウは人間レベルじゃなかったね」

ブチョウ「鳥人(ちょうじん)なだけに超人(ちょうじん)ね」

作者  「うまい!!」

ソング 「どのへんがだよ?!!」


作者  「まあ、以上でスポーツテスト企画を終わります。お疲れ様でしたー」

皆  「「お疲れ様でしたー」」

作者  「ミャンマー!」

皆  「「ミャンマー!!」」






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