一通の手紙がラフメーカー宛てに届いていた。

『今から、ラフメーカーとしての能力があるかのテストを行います。
 みなさん、体育着に着替えてグラウンドへ集まってください』


そんなこんなで体育着に着替えてどこかのグラウンドに集まったメンバー。


クモマ 「ラフメーカーとしての能力があるかって…何か緊張するナァ…」

チョコ 「一体どんなテストするのかな?ドキドキするよね!」

サコツ 「あぁ〜ちゃんと勉強していればよかったぜ〜!」

ソング 「体育着着てテストって…あんまいい予感はしないな」

クモマ 「ってか、ブチョウの体育着、ちょっと可笑しくない?」

ブチョウ「気のせいよ?」

チョコ 「ホントだ!何でバレリーナの服着てるの?!」

サコツ 「白鳥の首を股につけてていかしてるぜ!!」

ソング 「いかしてねーよ!恥ずかしいだけだろ?!」


盛り上がっている中、一人いなかったトーフが、今この場に現れた。


トーフ 「やほい。みんな」


トーフの隣りには、見慣れた人間の姿があった。


作者  「ヤッホ―!みんなー!」


しかし、皆は完全無視した。


作者  「ヒド?!」

トーフ 「みんな、聞いてくれや。実は今回、ここでテストをすることになったんや」


それに、ようやく全員が反応した。


クモマ 「テストって何?」

ブチョウ「鼻息でどこまで勢い良く飛べるかのテストかしら?」

ソング 「どんなテストだ?!」

サコツ 「ってか作者何の用だよ?」

チョコ 「そうよ!無闇にこっちの世界に遊びに来ないでよ!邪魔臭い!」

作者  「邪魔臭いって…邪魔臭いって……」

クモマ 「それで、一体何のテストをするんだい?」


クモマの問いに、トーフは微笑を浮かべて、作者の代わりに応えた。


トーフ 「スポーツテストや」






+ + +


作者  「ってことで、早速テストを始めたいと思いますー!」

ソング 「何で今更スポーツテストなんかを…」

作者  「そこ!ヘタレない!」

ソング 「誰もヘタレてないだろ?!失礼なヤツだな!」

トーフ 「ほんで、最初は何からするんか?」

ブチョウ「鼻息運動?」

ソング 「どんな運動だ?!」

サコツ 「体力テストなら負けね―ぜ!」

チョコ 「あんまり汗掻くのはしたくないな〜」

作者  「ふふふ。皆安心して。最初はテストじゃなくて、身体測定をするんだよ」

みんな 「「身体測定?!」」

作者  「うんだばうんだば」

ソング 「変な応答するな?!」

ブチョウ「それ、やっぱり流行るわね…」

ソング 「流行らねーよ!!」



身体測定 1.身長


作者  「それでは、まずはクモマから測りますー!」

クモマ 「よろしくお願いします」

作者  「クモマは……156cm!」

サコツ 「うわ!お前背低いな!」

クモマ 「そ、そんな…酷い…」

チョコ 「次私の測ってよー!」

作者  「いいよー!って、チョコって意外に背高いのねー。160cm!私より9センチも高いよ!」

チョコ 「私は作者と違って運動していたからね」

作者  「……」

ブチョウ「さ、私のを測りなさい」

作者  「あ、はい〜」

トーフ (作者でもブチョウにはペコペコしとるんやなー)

作者  「…ちょっと待ってねー。ブチョウ背が高いから身長測りにくいよー。椅子持って来るねー。椅子―」

みんな ((チビだ…))


クモマ+++156cm
チョコ+++160cm
ブチョウ++170cm
サコツ+++172cm
ソング+++168cm


トーフ 「ワイのも測ってくれやー」

作者  「いいよいいよー…って、うわ…小さい!何この小さな体に柔らかい猫耳と尻尾…猫みたいできゃわいい〜」

トーフ 「あんた、しばくで?」


トーフ+++60cm



身体測定 2.体重


クモマ+++普通
トーフ+++見た目どおり軽い
チョコ+++健康体
サコツ+++理想の体
ソング+++痩せた体
ブチョウ++コウモリ


クモマ 「待って?!何かブチョウの結果だけ異常に変だよ?!コウモリ?!何でコウモリって結果が出たの?!」



身体測定 3.座高


作者  「さ〜座高を測りましょう〜!まずはクモマから〜!さ、ココに座って。座高を今から測るね〜」

クモマ 「…」

作者  「…」

トーフ 「…」

チョコ 「…」

サコツ 「…」

ソング 「…」

ブチョウ「………あんた、座高の高さはピカイチね」


クモマ+++ピカイチに高い
トーフ+++高いけど背が低いから許せる
チョコ+++低い
サコツ+++普通
ソング+++低い
ブチョウ++普通


クモマ 「…みんな足長いんだ……」



身体測定 4.視力


作者  「視力検査は、片方の目だけで今から指差す字を読み上げて下さいね。はい、これは何?」

ブチョウ「 ま゜」

作者  「これは?」

ブチョウ「´3`)´3`)」


みんな ((視力以前の問題に、まず読み上げられねー……っ!!))


クモマ+++0.8
トーフ+++1.0(左目だけ)(右目は眼帯があるため測定不可)
チョコ+++1.5
サコツ+++5.0
ソング+++0.5
ブチョウ++ま゜



身体測定 5.聴力


作者  「聴力検査は、耳にヘッドフォンをつけて、そこから聞こえてくる言葉を読み上げていってもらいます。では今からヘッドフォンに音を流すので、読み上げてねー。そ〜れ〜」

ブチョウ「…ねえ、お父さん。どうして僕を殴るの?どうしてお母さんは見ているだけなの?どうして助けてくれないの?ねえ、お父さん。どうして僕をこんなところに閉じ込めるの?ねえ?どうして?」

みんな ((読み上げたくねぇー……っ!!))


全員+++異常なし



+ + +


作者  「以上を持ちまして身体測定は終了ですー!お疲れ様でしたー!」

チョコ 「おつかれー!!」

サコツ 「そんで、次はスポーツテストをするのか?」

作者  「そうよー!じゃ私は今からちょっくら道具を取りに行くから待っててねー」


そう言い残すと作者は早々とその場から去っていった。
先ほどから俯いていたクモマがまず口を開いた。


クモマ 「…やっぱり僕って短足なんだ…」

チョコ 「そんなことなってば〜!」

ブチョウ「あんたはデラックスに短足よ」

クモマ 「………………う…」

ソング 「お前率直に言いすぎだろ?!」

サコツ 「でもよー確かにクモマの足は短いよな」

チョコ 「ホントホント…私の膝の位置にクモマは股があるんだもん」

ソング 「それは確かに短足だな」

ブチョウ「よくそれで生きていけたわね。って感じね」

クモマ 「そこまで言わなくたっていいじゃないか…」

トーフ 「頑張れや、クモマ」


その間に作者は様々な道具をもってこちらへ戻ってきていた。


作者  「いや〜みんな待たせてゴメンコ〜!では早速テストしようかー」

チョコ 「最初は何をするの?」

ブチョウ「鼻息を競い合うのかしら」

ソング 「だから何で鼻息なんだよ?!」

作者  「まず最初に…え?何?」

トーフ 「どないした?」

作者  「ここで一先ず話を切らないとハンパなく長くなるから今すぐ終わらせろって(カンペより」

サコツ 「カンペあったんだ?!」

トーフ 「ちゅーか、こなことしとるヒマあるなら、さっさと本編を書けっちゅーねん」

作者  「そ、それを言うな!馬鹿野郎!…いててて、すみません。ごめんなさい。でしゃばっちゃってすみません。調子に乗りすぎてました。お願いだから糸で縛り付けないで!こ、こら!しゃもじで攻撃してくるな?!ペシペシ叩かないで!!って、わー!ハサミが飛んできたー!この凡人め!ハサミは飛行機に持ち出したらいけないといわれるほどの凶器になるものなんだぞ!それを人に平気に投げつけるなんて…無礼者め!!……ハッ!!この様子からハリセンも……ぎゃ―!!クマさんだー!!クマさん出しやがった!クマさんだなんて最悪じゃないか…!うーごめんなさい。ベイビー言わないで下さい。キモイです!キモイ…キモー!!!!」



次へ続く


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