どうして…






晴子………



















■ 責任 ■



























晴子、ごめんね。




僕は君のことを助けてあげることができなかった。





君のことを思い出すと
愛おしくて

涙が止まらないよ。

















■ コン部へ ■
























君のことをいじめた吹奏楽部をやめた。

トランペットはケースに入れて、押し入れにしまった。

今までと印象を変えるために、メガネをかけた。

現実逃避をしようと思って、よく分からない部活に入部してみた。



晴子、ごめんね。

もう僕は、あのころとは違う。

ごめんね。


なんだかんだで、コン部も楽しいよ。
吹奏楽部と違って皆いいやつらだから。





君の命日に、また会いに行きます。






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