ラフメーカーズの「仲間集め篇」を読むのが面倒くさい方へ。


このページを眺めればメンバーらの「仲間集め篇」をわざわざ読まなくても大丈夫!
すぐに「旅にでました篇」に突入できますよ!


それでは、まず、ラフメーカーというものについて語りましょう。


ラフメーカーというものは、笑いを作る団体のことである。
それには6つの種類の笑いがあり、
1.癒し
2.ハイテンション
3.ボケ
4.可笑しい
5.ツッコミ
6.天然
と、ある。

この笑いを持っている人たちが世界を救う旅に出ているわけです。
それでは、「仲間集め篇」のおおまかなストーリー展開を見てましょう。

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トーフは笑いを求めて世界を旅していました。
トーフにはこの「笑いがなくなりつつある世界」を救う力を持っているのです。
その力とは「天然の笑いの力」
しかしこの力は残りのラフメーカーがそろわなければ意味がありません。
残りの笑いを求めて今旅をしているわけです。

トーフには"笑いを見極める能力"があります。
この力を使ってラフメーカーの独特な笑いを感じ取っているわけですね。

そしてトーフは食いしん坊です。
何でも食べます。
今強烈に腹をすかせています。
空腹のあまり倒れてしまいます。
そのときに現れたのが、クモマ。
肉を食べています。
トーフにあげました。
トーフ元気が出ました。
そしてクモマに「エミの村」を紹介され、トーフはその村に行くことにしました。


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「エミの村」は笑いの耐えない笑顔の村です。
他の村にはない、純粋な笑いのある村。珍しい村です。
今世界には笑いがなくなりつつあるにもかかわらず、この村は笑顔笑顔笑顔。
トーフにはわかりました。どうしてこの村が笑顔なのか。
それとは、この村には「各村に咲いている笑いを吸い取ってしまう"ハナ"」がないからです。
なぜこの村だけ咲いていないのか。
「苦手なラフメーカーがいるため"ハナ"が咲かなかった」

トーフは期待を胸にこの村にやってきました。


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この村では子どもだろうとも関係なしに職に就かなければなりません。

クモマは大工の息子です。
実は材木は軽々と持ち上げることが出来るほどの力持ち。
しかし器用さはまったくのゼロです。
只今「車」を作っているけれども酷いことになっています。
棟梁にも仕事を止められ「今日は休め」と言われクモマはしぶしぶ原っぱへ向かいます。

同じころ、トーフは村で食い逃げをしていました。
食い逃げはトーフの得意技です。華麗に逃げていきます。
やがてついたところは原っぱ。
そこにはクモマがいました。
「あのとき肉をくれてありがとう」とクモマに礼を言うトーフにクモマは笑顔で返します。
クモマには人と違う"笑い"を感じます。
クモマは実は「癒しの笑い」を持っていたのです。
ラフメーカーだったのです。
しかしトーフは一点気に食わないところがありました。
それは「クモマはあまりにものん気」というところです。
のんびりしていてこの後本当に旅が出来るのか、トーフには少し不安を感じました。
そのためクモマを旅に誘うのはあとにしようと考え、その場から離れようとします。
そのときです!
我らの敵「魔物」が現れてしまいました!
トーフ、お得意の糸で縛り上げます。
しかし魔物は強かったのです。
いつの間に背後についたのか、トーフの後ろに魔物は廻っていたのです。
ヤバイと思った次の瞬間。
トーフを庇ってクモマが魔物の刃を腹に喰らっていました。
しかしクモマは驚いたことに元気でした。
腹から血を出していながらも平気に戦ってくれました。
やがてトーフの糸に縛り上げられた魔物は消滅しました。

「癒しの笑い」のクモマ。
是非5日後に村の門前に来てください。
ラフメーカーとして、一緒に旅に出ましょう。

そう告げて、トーフはまだラフメーカーがいるか村を歩き回りました。

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チョコは農場で働いていました。
彼女には不思議な力があり、何と動物と会話が出来るようなのです。
農場のオーナーもそれには驚きの様子。

さてさて、トーフはというと、今回もバッチリ食い逃げをしていました。
そしてラフメーカーの笑いを見極めながら農場へとやってきていました。
しかし異常に気づきます。
農場が荒らされていたのです。
人間業でないそんな荒らされ方。
魔物のせいなのか?
汗をたらしながらトーフはやがて泣いているチョコを見つけることが出来ました。

チョコに聞いてみると、オーナーが血まみれで倒れていたらしいです。
チョコが返り血を浴び、まさに自分がオーナーを傷つけたかのように…。

チョコと話しているときに、トーフは感づきました。
そのため、トーフはチョコの腹に木の枝をぶっ刺しました。
チョコの腹から出てくるのは緑色の血。
それはチョコの中に入っていた魔物の血でした。
木の枝に刺されてチョコの中から出てきた魔物。
魔物と会話をしようとしたがその魔物は言葉を喋れませんでした。
しかしチョコの「動物と会話が出来る能力」のおかげで魔物と会話することが出来ました。
魔物曰く「チョコがラフメーカーと知っていて憑いた。ラフメーカーの心身をボロボロにするがために憑いたのだ」
それに腹を立てたトーフは魔物を消滅させました。

「ハイテンションの笑い」のチョコ。
是非4日後に村の門前に来てください。
ラフメーカーとして、一緒に旅に出ましょう。

そしてチョコの元から離れていくトーフでありました。


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今日も料亭で食い逃げをしていました。
しかし、無念なことにサコツに捕まってしまいました。
サコツはしゃもじに"気"を溜めることが出来るのです。
その"気"をぶつけられ気絶したトーフを料亭の牢屋(?)にぶち込みました。

しかしサコツは悪人面をしている割には優しかったのです。
牢屋にトーフをぶち込んだのは料亭の店主に言われてしただけであって、
サコツはトーフをこんなところに閉じ込めるのが可哀想で仕方なかったのです。
そのため、サコツはトーフを牢屋から出してあげようとします。

そのときでした!
ここにも魔物がやってきちゃったのです!
戦おうとするトーフでしたが、無念なことに魔物の下敷きになってしまいました。
絶体絶命でしたが、サコツがしゃもじの"気"を銃のように撃って助けてくれました。
そして次はマシンガンのようにパララララと"気"を撃っていきます。
しかし、途中でサコツは撃つのを止めてしまいました。サコツは戦いが大の苦手だったのです。
大量の汗をかいているサコツ。
そんなサコツに魔物が「見た目は魔物のように耳が尖っているくせによくもやってくれたな」と言います。
確かにサコツは他の人たちと違って耳が異常に尖っています。
それにサコツはこう答えました「俺は妖精さんだからな」。
どこが妖精さんだとツッコミ連続の魔物。と、そのとき、魔物はツッコミのしすぎでツッコミ死してしまいました。
自分が魔物を殺してしまった、とショックを受けるサコツ。
トーフが慰めます。

「ボケの笑い」のサコツ。
是非3日後に村の門前に来てください。
ラフメーカーとして、一緒に旅に出ましょう。

しかしサコツはそれに嫌そうな表情をしていました。


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今回は見事食い逃げに成功して、建物の間に逃げてきたトーフ。
しばらくそこから見える狭い空を眺めていると、上から荷物が落ちてきました。
顔に当たり気絶してしまいます。

目潰しをされて起きたとき、そこには見た目バッチリ男の女、ブチョウがいました。
どうして上から荷物が落ちてきたのかと疑問に思っているトーフにブチョウが言いました。
「私は鳥人よ」と。
そういうことでいろいろと可笑しい行動をしてからブチョウは「白ハト」になりました。
ビックリ仰天のトーフ。まさか本当に鳥になるとは思ってもいなかったからです。
すごいと感心していると、またまたやってきました。魔物です。
何だか今回の魔物は動くがすばしっこく瞬間移動をしているかの動きです。
どうしようかと思って、糸を蜘蛛の巣状に張ってみました。ブチョウがかかりました。
可笑しなブチョウにつっこむトーフ。
そしていつの間にやらブチョウの脇下に填まって捕まっている魔物を発見しました。
魔物も何てマヌケなと驚いています。
トーフもいつ捕まえたのだと驚いていると、スルリとまた逃げてしまう魔物。やられました。
逃がしてたまるかと戦う二人。
そして奥の手でブチョウが召喚魔法を繰り出しました。
それが、これです。召喚獣:クマさん。
クマさんの恐怖に魔物は泣いて逃げ出してしまいました。
トーフも魔物が泣いて逃げる光景を始めて見て唖然としています。

「可笑しいの笑い」のブチョウ。
是非2日後に村の門前に来てください。
ラフメーカーとして、一緒に旅に出ましょう。

白ハト宅急便のブチョウはあまり乗り気じゃありませんでした。


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夜。
腹を空かして道端で座り込んでいるトーフの元に、可愛らしい乙女メロディが声を掛けてくれました。
家に泊まっていってと誘われ、喜んでメロディの家に。
そこは理容&美容院の家でした。
メロディは美容専用。理容は彼女の許婚のソングがしているそうです。
メロディに部屋で休んでいてと言われトーフは部屋に入ります。
しかし間違えてソングの部屋に入ってしまいました。
ソングは突然トーフが現れ驚いてハサミを投げつけました。
そんなソングにメロディが叱ります。
この二人の喧嘩は毎日のようにあるそうです。
しかし後で電話をして仲直りをするようで、傍から見ると普通のカップルのように見えます。
それなのに二人はまだお互い気持ちを伝えていないそうです。
トーフは二人をくっつけてあげようと考えました。

外で洗濯をしているソングを見つけました。
トーフは早速話しかけました。
するとソングは無愛想に振舞います。
それなのにメロディの話をすると突然行動が可笑しくなってしまいました。
怒ったり凹んだりと。
この様子からソングは気持ちを行動に表しやすいタイプのようです。メロディのことが好きのようです。
しかしメロディに告白はしないそうです。余計なお世話だと軽くあしらわれ、トーフはメロディの元へ行きました。
メロディは店の中でハサミの手入れをしていました。
早速訊ねてみるとメロディはあっさりと「好きだよ」と言っていました。
メロディはずっと前からソングのことが好きだったそうです。
しかしもし嫌われたりしたら、と考えると怖いらしく今までずっと気持ちを隠していたそうです。
そんなのもったいないとトーフは次二人きりになったときに告白をしなさいと助言をし、メロディも頷きます。
と、いいところにソングの登場です。
しかしソングの機嫌は悪い。トーフがいるからでしょうか。
そのためソングはメロディに冷たくします。
「向こう行け」と言われメロディの気持ちは一気に冷めた。
メロディは泣きながら店から出て行ってしまいました。
そんなメロディを見てトーフはソングに怒りました。
メロディはソングに気持ちを伝えたかったのですよ、それなのに。と叱るとソングは強張った表情をとります。
自分は何てことをしてしまったのかとソングはメロディを追いかけようとします。
すると、驚いたことにメロディは帰ってきました。ケロリとした表情で。
そんなメロディにトーフは違和感を感じました。
これはいつものメロディじゃない。こいつは…。
魔物でした。
魔物がメロディそっくりに化けていたのです。
ソングもそれに怒り、ハサミでやっつけます。
そして本物のメロディはどこかと問い詰めると、魔物はこういいました。

「殺した」と。


信じられませんでした。
ソングは魔物を倒すと一目散にメロディを探しに行きました。
トーフも後を追いかけますがソングの姿を見失ってしまいました。
森の中に入るとやがてソングを見つけることが出来ました。
そして、死体のメロディも発見しました。
あまりにも衝撃的な現場に唖然とします。
本当にメロディが殺されていたのです。
ソングは愛する人を失ってもう自分を見失っていました。懺悔をしましたがメロディには届きません。

「ツッコミの笑い」のソング。
是非明日、村の門前に来てください。
ラフメーカーとして、一緒に旅に出ましょう。

…ムリしなくてもいいので…。

トーフの言葉はソングに届いたのか分かりません。
ソングはメロディの死に悲しんでいました。

トーフも、悲しんでいました。


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そして、約束の日。

何と全員が来てくれました。

クモマは作っていた「車」が出来たらしくそれも一緒に持ってきてくれました。
しかし酷い状態です。これでは車といえません。箱と言っても箱が可哀想なぐらい醜い姿です。

旅に出る前にまずは車作りをしましょう。

そういうことでラフメーカー6人は車つくりにはげみました。


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以上が「仲間集め篇」をまとめたものです。

長?!!

すみません。これってまとめたって言うものじゃありませんね。
それじゃ、もう一度簡単にまとめます。

1.クモマは腹を刺されても元気でした。
2.チョコは動物と会話が出来ました。
3.サコツは"気"を撃てます。戦いが不得意です。
4.ブチョウは「白ハト」です。召喚魔法が使えます。
5.ソングは愛しい彼女「メロディ」を失ってしまいました。毎日悲しんでいます。

え?まとめすぎだって?
でもこんなもんですよ。
この「仲間集め篇」ではソングの話がメインになります。
彼女を失ったということはこれから先ずっと引きずっていきますので。
とにかくソングにはメロディという彼女…許婚…っていうか好きだった人がいて
魔物によって殺されてしまった。ということを知っていれば大丈夫です!



さあ、これにて「仲間集め」についてのまとめを終わります。
「2.車作り」から存分に楽しんでください。



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